【南加納アーカイブズ】南加納防犯・交通安全研修会(2019年6月)
令和元年度に開催された「防犯・交通安全研修会」のアーカイブです。
令和3年度は8月に予定していましたが、新型コロナの影響で延期となってしまいました。
過去開催分にはなりますが、雰囲気だけでも感じて頂ければ幸いです。(ホームページ管理:上田)
令和元年度 南加納防犯・交通安全研修会
日時:令和元年6月16日(日)10:00~11:30
場所:南加納自治公民館
講師:宮崎南警察署加納交番
総数46名の参加をいただきました。
今年度は、初の試みとして、私たちの住む南加納地域の安全を担ってくださっている「宮崎南警察署加納交番」に講師をお願いしました。
南加納は、他の地域に比べて犯罪が少ない、平和な地域だそうです。
あいさつ運動や地域の活動が積極的なところが功を奏しているのではないか。
また、南加納には警察のOBが多く、いろいろな場所で先輩に出会う。
そんなところも、南加納が安全な地域の秘訣かもしれない、とのことでした。
私(書記:上田)も、今回の研修会で初めて、加納交番の交番長さんの名前やお顔、そして人柄を知ることが出来ました。
私は以前、家の前でグッタリと座り込んでいた小学生を助けた経験がありました。
電話番号を教えてもらい、その子の自宅に電話するも出ず、母親の携帯にかけても出ず。
ざっくりとした家の場所を教えてもらうと、まだまだ、かなりの距離を歩いて行かなくてはいけません。
悩んだ私は、その子を車で家まで送り届けることにしました。
ちょうど家についたころに、その子の母親が帰ってきました。
事情を説明をしましたが、まるで不審者を見るような目を向けられました。
私も子供がいますし、気持ちはわかります。
そういう目で見られる覚悟で送り届けましたが、少しショックを受けたのが正直なところでした。
妻にその話をすると、「それは、仕方ないね。なんで110番しなかったの?」と言われ、
私は、家のすぐそばに加納交番があったことを思い出しました。
よく、オレオレ詐欺などでも「警察に言えばいいのに」「家族に確認すればいいのに」と思っていましたが、私も同じでした。
いざという時にパッと交番・警察が思い浮かぶには、日ごろから接する機会が必要!
講師の先生の話にも「子供は警察官を見ると喜んで寄ってくる。
大人は目をそらし、やましいところがある人ほど、あわてて離れていく」というのがありました。
たしかに「警察=悪いことをしたら行くところ」のイメージがありますよね。
今回の研修会を通じて、講習の中身も勉強になりましたが、なによりも交番長さんのことをこれまで以上に近しい存在として感じられたことがなによりもよかったなと思います。
また、来年度の防犯・交通安全研修会をご期待ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
南加納自治会《書記》:上田